「今回日本人として認められたという気持ち。感謝の気持ちでいっぱいです」
モデルの椎野カロリーナ(26)は、大きな瞳からこれまた大粒の涙をこぼしながら、「ミス日本コンテスト」グランプリに輝いた喜びを語った。
ウクライナ人の両親のもとに生まれ、5歳で来日。以降、20年以上日本で生活してきた。コンテスト出場にあたって昨年、日本国籍を取得した。見た目はまるっきり西洋人だが、まぎれもない“日本人”である。
「15歳の時にスカウトされ、モデルとして活動を始めた。20年、健康的な身体の美しさを競うという触れ込みの『ベストボディ・ジャパン』(以下、BBJ)というコンテストで総合優勝。“ウクライナが生んだ奇跡の美女”として、メディア露出が増えています」(広告代理店関係者)
そんな彼女が「ミス日本」のタイトルを獲ったことで、世間ではちょっとした小火が起きていた。いわく「日本人的な美ではない」「西洋人の見た目で日本人女性の代表?」云々。
こうした世間の無理解に対し、カロリーナはテレビ番組でこう発言している。
〈「椎野カロリーナみたいな日本人がいてもいいよね」と認識してもらえたら〉
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source : 週刊文春 2024年2月8日号