
昨年12月末に「週刊文春電子版」がいち早く報じた、

橋下徹「週刊文春は便所紙になるのか」|松本問題「私はこう考える」
元大阪府知事・大阪市長の橋下徹氏(54)は、松本人志報道について「意義がある」と評する一方で、小誌には役割を問いかける。
「スキャンダルが面白い、それだけでいいのか?」

江川紹子「ジャニーズ事件から学ばない日本メディア」|松本問題「私はこう考える」
「ジャニー喜多川氏の被害者や伊藤詩織さんが声を上げたことで、日本社会は変わってきたが、メディアはまだ変わっていない」
そう嘆くのは、ジャーナリストの江川紹子氏(65)である。

デーブ・スペクター「松本さんはアウト、文春もやり過ぎ」|松本問題「私はこう考える」
松本人志が権勢をふるってきたテレビ業界では、どう受け止められているのか。アメリカ人放送プロデューサーでタレントのデーブ・スペクター氏は「あまり茶化せない空気ですね」と明かす。

箕輪厚介「文春は“ネット生贄ショー”の旗振り役だ」|松本問題「私はこう考える」
「ペンの強さを知らず勘違いした裸の王様はお前だよ」。文春の報道姿勢について、SNSで一刀両断したのは、数々のビジネス本を世に出してきた幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏(38)である。「文春ファンだった」と言う箕輪氏に聞いた。

和田秀樹「性被害の傷は一生続く」|松本問題「私はこう考える」
松本人志の問題は、テレビ業界における腐敗の象徴と指摘するのは、『80歳の壁』(幻冬舎新書)などのベストセラーがある精神科医の和田秀樹氏(63)だ。「“性被害”に向き合わないテレビ業界に常々、怒りを感じている」と語る。

鈴木涼美「松本さん追放には賛成できない」|松本問題「私はこう考える」
「モノのように扱われたと思わせない事後のケアがあったなら、複数人の女性から告発されることはなかったはずです」
元日経新聞記者で小説『ギフテッド』『グレイスレス』が芥川賞候補になった作家、鈴木涼美氏(40)は、自身の経験から松本問題をこう読み解く。

石井妙子「“文春”ではなく“女性の声”に向き合って」|松本問題「私はこう考える」
「被害を訴える女性の声に正面から向き合う、これしかないのではないか」
『女帝』などの著書があるノンフィクション作家の石井妙子氏(55)は指摘する。

D・マクニール「ニッポンの芸能界は女性蔑視」|松本問題「私はこう考える」
メディアが大騒ぎする松本の問題は、外国人ジャーナリストの目にはどう映ったのか。英エコノミスト誌元特派員で、聖心女子大学で教鞭をとるデイビッド・マクニール氏(58)は、ニッポン特有の芸能界とマスコミの歪な関係を指摘する。

三浦基裕「スポーツ紙のコタツ記事が恥ずかしすぎる」|松本問題「私はこう考える」
「『週刊文春』が松本人志さんについて報じる度に、後追いするようにスポーツ各紙は、膨大な量の関連記事をネットにアップしています。ただ残念ながら、そのほとんどが報道と呼べる代物ではありません」
そう語るのは2011年まで日刊スポーツ新聞社の社長を務めた三浦基裕氏(66)だ。

辛酸なめ子「セコい、ダサい、男尊女卑」|松本問題「私はこう考える」
「時代が進み、世の中の価値観が変わったことに、彼は気付いていなかった」
漫画家でエッセイストの辛酸なめ子氏は、松本への失望感をこう語った。

水道橋博士「たけし軍団と松本軍団の違い」|松本問題「私はこう考える」
「女性をまるで献上品のように上納するシステムだと言われても否定はできない」
漫才師・水道橋博士(61)は同じ芸人としての立場から、松本の認識の甘さを指摘する。

荻上チキ「メディアが一丸となって調査すべき」|松本問題「私はこう考える」
ジャニーズの性加害から宝塚歌劇団のパワハラ、そして松本人志の一連の問題。
相次ぐ芸能界の不祥事について、評論家で社会調査支援機構チキラボ代表の荻上チキ氏(42)はこう提唱する。
「各事務所の一連の問題は、メディアが一丸となって調査するべきです」

楠木建「吉本興業が犯した2つのミス」|松本問題「私はこう考える」
「事務所とタレントの関係性を考えれば、吉本興業の対応は完全な間違いだったと言わざるを得ない」
企業の競争戦略を専門とする経営学者の楠木建氏(59)は、独自の視点から松本問題を読み解く。

田嶋陽子「自分の娘だったら松本さんはどう思うの?」|松本問題「私はこう考える」
「上納システムは、まるで動物を追い込む“狩り”です」
元参議院議員で女性学研究者の田嶋陽子氏(82)は、松本が開催していた飲み会を痛烈に批判する。
source : 週刊文春
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