4月3日朝、台湾全土をマグニチュード7.7の大きな地震が襲った。
震源の台湾東部・花蓮沖はフィリピン海プレートが沈み込む場所で、地震の頻発海域だが、これほどの規模は100年に1度か2度とされる。台湾では1999年に死者2415人を出した台湾大地震以来の揺れで、花蓮で震度6強、台北で震度5を記録。花蓮を中心に複数のビルが倒壊し、代表的な観光地である太魯閣渓谷で観光客や住民が山崩れなどで取り残された。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2024年4月18日号