度重なる舌禍と夢の超特急への反対で話題を集め、静岡県政を牛耳ってきた川勝平太知事がついにその座から降りる。その間、得た報酬は約4億円。スター学者から知事へと転身を果たした男の、4期15年の功罪とは――。

 

■リニア反対に豹変、退職金返上の公約返上
■尊敬する人は森喜朗と毛沢東
■早稲田大教授を逆ギレ告発で辞職

 4月8日夕刻。小雨の降る中、静岡県知事・川勝平太氏(75)が黒塗りのセダンを降り、知事公舎に入ってゆく。15年間を過ごし、間もなく引き払われるであろう男の邸宅である。

唐突に辞任を表明

――辞職のことで。

「…………」

 記者の問いかけに無言で目を伏せた。なぜか口元には微笑が浮かんでいた。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます

週刊文春電子版に超おトクな3年プラン59,400円が登場!月額プラン36ヵ月分と比べて19,800円、年額プラン3年分と比べて6,600円おトク!期間限定12月2日(月)まで!

キャンペーン終了まで

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

    オススメ!期間限定

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 8

  • 8

source : 週刊文春 2024年4月18日号