「マネキンのようなものが燃えている」
4月16日午前8時過ぎ、栃木県那須町の山間の河川敷から、警察に通報が寄せられた。
「地元警察が確認したところ、2体の焼死体でした。手足が縛られた状態で、顔に袋のようなものをかぶせられ、その上から粘着テープが巻かれていた。ガソリンの携行缶のようなものも遺体の近くで見つかった。栃木県警は死体遺棄事件として捜査本部を設置した」(全国紙社会部記者)
遺体は焼損が酷かったが、亡くなったうちの1人は本籍・東京都台東区の宝島龍太郎さん(55)と判明。もう1人は妻とみられる。

翌17日、都内の交番に平山綾拳容疑者(25)が出頭。21日に死体損壊容疑で逮捕された。
「警視庁との合同捜査本部は、犯行に使われたとみられる平山名義の車を押収。共犯者がいるとみて、殺人容疑を視野に捜査を進めている」(同前)
平山は埼玉県越谷市の家賃6万円台のアパートに住み、建設会社で働いていた。
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source : 週刊文春 2024年5月2日・9日号
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