英の医学誌「ランセット」に掲載された認知症リスクに関する論文。対策の基本となっているこの文献を検証し、認知症にならないための11の習慣を導き出した。小誌が提案するGWからはじめられる新ライフスタイル。
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「2020年にイギリスの医学誌『ランセット』に掲載された研究論文では、認知症の危険因子の40%は予防可能なもので、大きく12に分類できるとされています。早期に対応することで、認知症のリスクを大きく減らすことができるのです」
そう語るのは、老年病専門医で、名古屋学芸大学大学院栄養科学研究科の下方浩史教授だ。
認知症は、高齢化がますます進む日本社会の大きな課題となっている。
内閣府の推計によれば、2025年には、65歳以上の高齢者のうち、およそ5人に1人が認知症になるという。
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source : 週刊文春 2024年5月2日・9日号