いつか君と行った映画がまた来る
授業を抜け出して二人で出かけた
1975年の大ヒット曲「『いちご白書』をもう一度」は、シンガーソングライターの荒井由実(現・松任谷由実)がフォーク・デュオ「バンバン」のために作詞作曲したもので、1970年のアメリカ映画『いちご白書』について歌っている。
『いちご白書』は同名のノンフィクションの映画化。著者は当時19歳の学生ジェームズ・サイモン・クネン。彼は1968年、ニューヨークのコロンビア大学の学生で、ベトナム戦争反対運動に参加した体験を「ぼく」(邦訳)の一人称で書いた。
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source : 週刊文春 2024年6月13日号