都の合計特殊出生率が1を切ったらしい。この数字は、石原都政時におおむね1.0台だったのが、舛添都政時に1.24まで上がっていたのです。小池百合子は都知事就任後、これを毎年着実に急スピードで落としました。もちろん彼女一人のせいじゃないでしょうが、責任の一端はある。「合計特殊出生率ゼロ」という公約はなかったよね?

 この状況下で、最近、東京都は「AIマッチングシステム」なんて事業を始めました。言わば公営の結婚相談所。都の公式サイトの「少子化対策」の項目にもしっかり載っている事業です。

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source : 週刊文春 2024年6月20日号