イランというのは、つくづく不思議な国だと思ってしまいます。保守強硬派のライシ大統領がヘリコプターの事故で死亡したことを受け、後任の大統領を選ぶ選挙が行われた結果、欧米との対話を訴える改革派の大統領が誕生したのです。
下馬評では、「どうせまた保守強硬派の大統領が誕生するんだろう」との予測があっただけに、サプライズでした。
最近の海外のニュースといえば、イギリスで労働党が選挙に勝って14年ぶりに政権交代が起きました。それまでの保守党政権に飽き飽きした人たちが変化を求めたのです。
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source : 週刊文春 2024年7月25日号