つい先日まで「もしトラ」が「ほぼトラ」になり、「確トラ」になったと論評されていたのに、民主党の大統領候補が代わった途端、事態は一変。高齢者対決と言われ、トランプ氏がバイデン大統領の「衰え」を嘲笑していたのに、いまや追撃される立場になってしまいました。トランプ氏は相手候補を悪口や差別的表現で叩きのめすのが得意技ですが、今度の相手は黒人で女性。うっかりしたことを言うと、黒人も女性も敵に回しかねません。
トランプ氏の銃撃事件と共和党大会がアメリカのニュースの中心でしたが、いまやカマラ・ハリス氏に話題をさらわれています。
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source : 週刊文春 2024年8月8日号