決戦、迫る。敗色濃い岸田総理、その再選の秘策。石破総理誕生の可能性。小泉進次郎氏は、小林鷹之氏は――。裏金問題の余波厳しく、本命なき混迷が続く総裁選を、池上彰氏と政治取材42年の後藤謙次氏が、徹底予測。

池上 自民党総裁選が、いよいよ来月に迫りました。

後藤 かつて、総裁選を何度も経験した竹下登元総理が「一度として同じ色はなかった」と言ったのを思い出します。「立候補者の組み合わせ、時代的な背景、党が置かれた状況は全部違う。その都度、新しい形の総裁選が生まれる」と。

 今回の特徴は、内閣支持率の低迷が続く総裁の交代を視野に入れて動いてきたことです。これまでの総裁選は常に現職が強く、再選を前提として行なわれてきました。大きな違いです。

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source : 週刊文春 2024年8月15日・22日号