低支持率に喘ぐ自民の救世主となるか。ここにきて若手2人が総裁選に名乗りを上げようとしている。国民的人気を誇る進次郎と超エリートの小林鷹之。だが、2人の背後にはベテラン議員の“黒い思惑”が見え隠れし……。

 うだるような暑さが続く7月19日、東京・赤坂の路地裏にある老舗日本料理店「津やま」で、政界の長老陣が卓を囲んでいた。

「総裁選は、絶対に進次郎がいい。これでいきたい」

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source : 週刊文春 2024年8月8日号