「私はあらゆる種類の犯罪者と対峙してきた。だから、トランプのような人間を、よく知っている」
7月23日、そうスピーチして喝采を浴びたのは、米民主党のカマラ・ハリス氏(59)だ。
米大統領選が激動の時を迎えている。
「21日、バイデン大統領(81)が大統領選からの撤退を表明し、後継として副大統領のハリス氏を指名しました。もしハリス氏が大統領になれば、女性としてもアジア系としても史上初となります」(政治部記者)
突如スポットライトが当たったハリス氏。1964年、カリフォルニア州でジャマイカ系の父親とインド系の母親の元に生まれた。
「母親は乳がん研究者、父親はスタンフォード大学の名誉教授にもなった経済学者で、妹は弁護士と超エリート一家です。両親は60年代に盛り上がった公民権運動を通じて知り合い、ハリス氏もベビーカーでデモに参加したそうです」(同前)
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source : 週刊文春 2024年8月8日号