「週刊文春」編集部の記者が“取材のウラ話”を語る「文春記者トーク」。ここだけで聞ける話題のスクープの裏側をお楽しみください。
斎藤元彦・兵庫県知事のパワハラなどを県職員X氏が告発し、その後死亡した問題。今週号の「週刊文春」は、県側がX氏に行った尋問の様子を収めた音声データ(音声はこちらで公開中)および、県による強権的な「ガサ入れ指示書」を入手し報じました(記事はこちら)。
斎藤元彦知事や側近たちがX氏による告発を封殺しようとして行ってきた、強権的な行為の数々とは。取材したO記者が解説します。
出演:「週刊文春」O記者、電子版サブデスク・齋藤裕(@_SaitoYu)
【動画版・前編はこちら】
【動画版・後編はこちら】
齋藤 今回のゲストは編集部のO記者です。斎藤元彦・兵庫県知事のパワハラなどを県職員X氏が告発し、その後、死亡した一連の問題について、取材班のO記者にお話を聞いていきます。
両者とも声を荒げて…
齋藤 今週は、兵庫県の斎藤知事の問題について、「週刊文春」および「週刊文春電子版」のオリジナル記事で取り上げています。
「週刊文春」の記事は「兵庫県知事・斎藤元彦(46)の自死局長ガサ入れ指示書をスッパ抜く!『ICで録音させて』『不在の場合は待機』」というタイトルで、県がX氏に行った調査の内容を報じています。
電子版オリジナルの記事は「《斎藤元彦兵庫県知事パワハラ告発問題に新展開》告発職員への『事情聴取音声』独自入手! “抗議の自死”の3カ月前に強い口調で詰問」というタイトルで、自死した告発者X氏を辞職した片山安孝前副知事が尋問している様子を収めた音声を入手し、音声データとともに報じています。
はじめに、取材班が入手した尋問の様子を収めた音声データについてお聞きしますが、これはいつ、どのような経緯で行われた取り調べの音声なのでしょうか。
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source : 週刊文春