将棋には8つのタイトルと、それぞれに永世称号がある。8月28日、伊藤園お〜いお茶杯第65期王位戦七番勝負第5局で藤井聡太王位が渡辺明九段に勝利。シリーズを4勝1敗として王位を防衛するとともに、連続5期の規定により「永世王位」の称号を手に入れたのだ。
「永世」の条件はタイトル戦によって違うが、王位は連続5期か通算10期保持。つまり、仮に今回防衛できなければ新たに連続5期か通算6期の獲得が必要なわけで、いかに永世の難易度が高いか分かる。
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source : 週刊文春 2024年9月19日号