一時は首相“当確”と目された進次郎氏だが、露出が増すにつれ大失速。石破茂氏だけでなく高市早苗氏にも抜かれてしまった。陣営内の主導権争いに、政策よりルックス重視の広報戦略。進次郎氏の大いなる誤算をすべて書く。
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「安心のおいしさだよね」
9月14日昼、選対本部を構える東京・平河町のシェアオフィスでそう呟き、青いエプロン姿でカレーを皿によそっていたのは小泉進次郎元環境相(43)。
地元の名産品「よこすか海軍カレー」をスタッフに振る舞うのだった。
リラックスする進次郎氏をアピールする狙いだったのだろう。この日の模様は公開され、多数のメディアが詰めかけた。和やかなムードに水を差したのは、広報担当者が代表撮影のカメラマンに発した一言だった。
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source : 週刊文春 2024年9月26日号