「私から部下の職員に対する不適切な発言があったことは事実であり、大変申し訳ございません」
10月3日の京都府議会。京都府警トップの白井利明本部長は、部下に対するパワハラを認め、謝罪の言葉を述べた。
「今夏、白井氏によるパワハラ事案に関する情報が寄せられ、府警は内部調査を進めていました。事態を重く見た警察庁は訓戒処分を下し、白井氏を事実上更迭したのです」(社会部デスク)
だが、そんな最中に悲劇が起きた。白井氏と関係の深かった女性幹部が自ら命を絶ったというのだ。
「殺すぞ!」
今年8月、白井氏の執務室に怒号が響きわたった。その日、白井氏は生活安全部に所属する部下らが手掛ける施策の進捗が遅れていることに激昂。さらに後日、白井氏は別の幹部職員らが同じ施策について説明した際、「(施策の担当部署に)『殺すぞ』と伝えておけ」と発言したという。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2024年10月17日号