「ただでさえ過酷な朝ドラ撮影に加え、映画『キングダム』続編の撮影も重なり、橋本さんは超多忙な日々を過ごしている。体調を心配するスタッフに『意外と平気ですよ。（朝ドラは）土日休みなので予定が立てやすい』と返すなど、本当に心強い」（NHK関係者）

「おむすび」の舞台となる福岡出身の橋本は、2007年から地元の芸能事務所に所属。ご当地アイドルだった彼女の転機となったのが、2013年に撮られた1枚の写真だった。

「ファンが撮影したアイドル時代の写真がネットにアップされ、“1000年に1人の美少女”と騒がれた。その写真を見たKADOKAWAの幹部が『映画に出てください』と博多まで直接オファーに出向いたほどです。そうして公開されたのが16年の映画『セーラー服と機関銃―卒業―』。映画初主演の橋本は、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました」（映画関係者）

　翌17年には主演映画「ハルチカ」が公開。その後、「銀魂」や「かぐや様は告らせたい―天才たちの恋愛頭脳戦―」などヒット作に立て続けに出演し、トップ女優に名を連ねるようになったのだ。

　さらには昨年に引き続き、年末の「紅白歌合戦」で、「虎に翼」ヒロインの伊藤沙莉とともに司会を務めることも発表された。

　まさにシンデレラストーリーを地で行く橋本だが、10年近くにわたって彼女を公私両面で支える財界の“パトロン”がいる。

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