「週刊文春」編集部の記者が“取材のウラ話”を語る「文春記者トーク」。ここだけで聞ける話題のスクープの裏側をお楽しみください。
10月27日に投開票を控える衆院選。石破茂首相が打ち出した“裏金議員12人”を非公認とする異例の処分が、自民党内外で議論を呼んでいます。
そんな中、連立政権を組む公明党が、自民党が非公認とした議員の一部を“推薦”するという対応を見せる展開に。一体、その背景には何があるのか。取材をした中村記者が解説します。
出演:「週刊文春」中村記者、電子版サブデスク・齋藤裕(@_SaitoYu)
齋藤 今回のゲストは、編集部の中村記者です。よろしくお願いします。
中村 よろしくお願いします。
齋藤 今週号の「週刊文春」に掲載した「安倍派裏金候補を連続直撃&当落リスト緊急公開!」という記事。萩生田光一元政調会長、下村博文元文科相、高木毅元国対委員長、小田原潔元外務副大臣、西村康稔元経産大臣といった、自民党から非公認で出馬している“裏金議員”を中心に、衆院選の候補者を連続直撃した内容になります。
裏金候補の当落予測は?
齋藤 各候補者に直撃を行い、それぞれ異なる反応があったと思います。今回、中村記者は高木毅元国対委員長に直撃していますが、どのような感想を持ちましたか?
中村 そうですね。福井で高木さんに直撃したのですが、5〜6分ほど応じてくれました。これまで裏金問題の渦中にいる高木さんに声をかけても、基本的に何も喋ってくれなかったのですが……。選挙が厳しいと言われている中で、やはり丁寧に対応しなければといった意志が表れているように感じて、とても印象的でした。
齋藤 今、手元にある最新版の当落予測リストは、高木さんの選挙区である福井2区についても取り上げています。
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source : 週刊文春