衆院選での逆風、裏金議員の復党問題、選挙後の政権運営。党ナンバー2にして、選挙の責任者である森山𥙿幹事長(79)は、自民党の現状をどう考えているのか。1998年の初当選時から取材を続ける政治ジャーナリストの後藤謙次氏が切り込んだ。
解散総選挙は「消去法だった」
――就任前から石破茂首相は解散を示唆し、戦後最速の就任8日で解散に踏み切りました。連日、厳しい情勢が伝えられますが、早期解散が裏目に出たのではないですか。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル