「週刊文春」編集部の記者が“取材のウラ話”を語る「文春記者トーク」。ここだけで聞ける話題のスクープの裏側をお楽しみください。

  

 10月27日に投開票が行われた衆議院選挙。「週刊文春電子版」が、9月27日に他社に先駆けて配信した当落予測リストでは、自民党は219議席の獲得が予想されていましたが、10月23日配信の最新情勢を反映した当落予測リストでは、198議席の獲得予想に。最終結果は191議席の獲得で、自公政権は厳しい結果を突きつけられました。

 

 この1カ月、どのような変化が起きたのかーー。政治広報システム研究所代表の久保田正志氏とともに当落予測リストを取りまとめた編集部のK記者が解説します。

 

出演:「週刊文春」K記者、電子版サブデスク・齋藤裕(@_SaitoYu

 

【動画版はコチラ】

齋藤 「文春記者トーク」、今回のゲストは編集部のK記者です。よろしくお願いします。

 現在発売中の週刊文春掲載の「衆院選『最終予測』」、小選挙区全289選挙区の情勢調査を取りまとめたK記者にお話を伺っていきます。

1カ月前の予測よりも…

 こちらのリストは、政治広報システム研究所代表の久保田正志さんと週刊文春の取材班が一緒になってまとめたものです。

 全選挙区の当落予測リストは、今週号では「最終予測」として掲載していますが、ちょうどひと月前の9月27日に「週刊文春電子版」では、各社に先駆けて衆院選に向けた当落リストを出していました。1カ月前の当落リストと見比べると、自民党がかなり大きく数字を減らすという結果になりましたが、まずこの結果についてK記者はどう見ましたか。

K記者 率直に、自公で過半数を割るという予測に驚きました。9月27日に公開した予測リストでは、安定多数の244議席を自公で取れるかという攻防かなと思っていました。ただ、選挙戦が進むにつれて、各社が出す予測の数字も自民党に厳しいものになっていきましたが、自民党への逆風がどんどん強まっていくという結果になったのかなと思っています。

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source : 週刊文春