「自民の森山𥙿幹事長は連立入りを視野に、国民民主の榛葉賀津也幹事長へ働きかけを強めている。一方の立憲も政権交代を目指すためには国民民主との連携は不可欠で、党首会談を呼びかけた。もはや“争奪戦”です」(政治部記者)

 

 流動化する政局のキャスティングボートを一手に握ったのが、玉木雄一郎代表(55)率いる国民民主党だ。

 国民民主は公示前の7議席から、その4倍にあたる28議席まで議席を伸ばした。比例でも617万票を獲得し、本来ならもう3議席を積み増しできたはずだったが、候補者数が足りず他党に議席を譲った。大躍進に、当の国民民主党幹部すらも驚きを隠せない。

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source : 週刊文春 2024年11月7日号