〈田北氏が携わらないほうが良いと判断した〉

 

 東洋経済新報社・田北浩章社長に関する衝撃的な「会社回答」が記されているのは、「週刊文春」が入手した、同社の取締役による労働組合側への説明会の議事録だ。

 

 『週刊東洋経済』『会社四季報』などを発行する老舗出版社「東洋経済新報社」に何が起きているのか。

東洋経済新報社(会社HPより)

“田北外し”の背景には…

週刊文春電子版では11月1日付で「東洋経済新報社『突然の社長退任』はクーデターだった! 動画ビジネスに2億円投資決断も3人の役員が取締役会で…」と題する記事を掲載。現社長の田北氏が代表権のない会長に就任し、現取締役執行役員ビジネスプロモーション局長の山田徹也氏が今年12月に新社長に就任する人事を取締役会で決めたことで同社が大混乱に陥っていることを報じた。

「複数の役員が“田北外し”を画策し、10月30日に行われた役員会で3人の取締役が『田北氏を取締役ではない会長とし、山田氏を社長とする案』を提出、多数決で可決されました。議決は田北氏に反対する役員の実質的な“クーデター”でした」(同前)

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source : 週刊文春 電子版オリジナル