「今回の人事は、完全な“社長外し”のクーデターなんです」
こう明かすのは、『週刊東洋経済』や『会社四季報』などを発行する老舗経済系出版社「東洋経済新報社」の現役社員だ。
〈東洋経済新報社の取締役等選任について〉
と題されたプレスリリースが出されたのは10月30日のこと。文面には、同日開催された同社の取締役会で、12月23日に予定されている株主総会に付議する事案として「取締役等選任議案の候補」が内定したと記されていた。
その内容は、現代表取締役社長の田北浩章氏が会長に就任し、現取締役執行役員ビジネスプロモーション局長の山田徹也氏が新社長に就任するというものだった。
実は、この人事をめぐり、同社が大混乱に陥っている。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル