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柴田阿弥 なぜ彼女はSKE48からフリーアナウンサーの道を選んだのか

note

――実際にキャスターになり変わったことは?

柴田 自分の意見を言えるようになりました。今までは、もとめられてもいないし、自分の意見を言うことはありませんでした。

 AbemaTVの方に「あたりさわりのないことを言っているなら、そこにいる意味がない」と言われたことがあるんです。とてもありがたい言葉で、そこから考え始めました。番組で他の出演者の方と意見が合わなくてバトルになることもあるし、自分の意見が通らないこともあります。そんな時にも負けたくない。

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 こういう生き方は損かなって思う時もありますが、自分が信じることを言っているのでそれでいいかなと。

柴田阿弥 お待たせ!【デジタル原色美女図鑑】より ©文藝春秋

――今回はデジタル写真集発売の後に、握手会イベントhttps://www.shosen.co.jp/event/96495/を行うことが決定していますね。

柴田 事務所に「握手会やイベントがやりたい」と言い続けていたんです。こんな機会をいただけて本当に嬉しいです。

 SKE時代は毎週のようにファンの方々にお会いして支えていただきました。それが1年もないと不安になるんです。アイドル時代のファンは増えていないけど、減らす必要もないと思っていて。

 今回の写真集のタイトルの『お待たせ!』は、ファンの方々への私からのメッセージなんです。

柴田阿弥 お待たせ!【デジタル原色美女図鑑】より ©文藝春秋

――撮影は3月末。あやちゃんの誕生日に近いということで撮影場所には、サプライズでバースデーケーキも用意されました。

柴田 26歳になります。20代も後半に入ってきたなーと。年をとるのは、経験と思い出が増えることだから全然いいんですけど、若さや新鮮さは失われていくかもしれない。年齢相応、それ以上にたくさんの経験をつんで、30歳になったときにいい20代だったなと思えるようにしたいです。

柴田阿弥 お待たせ!【デジタル原色美女図鑑】より ©文藝春秋