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「彼女もボクも魅力的!」ロッテ・マーティンと広瀬アリス“似ている問題”の舞台裏

文春野球コラム ペナントレース2020

2020/07/26
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「あの悲しさは忘れられないよ」

 2019年公式戦最終戦となった9月24日のライオンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)。マリーンズは敗れ4位が確定。勝利したライオンズはリーグ優勝を目の前で決めた。最後のバッターとなったのはマーティン。ライオンズのストッパー・増田達至投手の150キロストレートに空振り三振に倒れるとベンチで放心状態となり、うな垂れた。

「あんなに悲しい事はなかった。辛かった。ボクたちは絶対にクライマックスシリーズに行けると思っていた。それが最終戦に敗れて、逃してしまった。そして目の前でライオンズは優勝をした。あの悲しさは忘れられないよ」とマーティン。だから事あるごとに「今年は絶対に勝つ。それが目標だ」と言う。

「今年は絶対に勝つ。それが目標だ」 ©千葉ロッテマリーンズ

 そんな想いを胸に今年は超攻撃的な2番打者としてマリーンズの勝利に献身的に貢献し続けている。チームも開幕2戦目から8連勝をするなど好調を維持している。仲間たちの想いはマーティンと同じ。昨年の悔しさを忘れずに、頂点だけを目指している。

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 そして、いつかTwitterでのコメントが縁となり、広瀬アリスさんにZOZOマリンスタジアムに足を運んでもらえる日をチームの誰もが夢見る。それが大舞台であれば、なお盛り上がる。07年以来となる本拠地でのクライマックスシリーズ開催か、10年以来の日本シリーズか。SNSを通じて始まった思わぬ交流がマーティンとその仲間たちの新たなモチベーションの一つになっている。

梶原紀章(千葉ロッテマリーンズ広報)

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