こんにちは。文春野球コミッショナーの村瀬秀信です。

 2021年も残り数日となりました。忘れちゃいけない今年の名誉は、今年のうちに。ということで、今年も恒例だった『文春野球AWARDS』が開催できなかったので、こちら2021年コミッショナーだよりFINALにて、優勝チームへのペナント授与、ならびに個人タイトルの発表を行いたいと思います。

 それでは今月のおしながきです。

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1、文春野球日本シリーズの結果
2、文春野球CS/日本シリーズ最優秀コラム発表
3、「文春野球AWARDS 2021」個人タイトル発表
4、2021年度最優秀コラムの発表
5、文春野球ウィンターリーグ2021-2022のおしらせ

1、文春野球日本シリーズの結果

 文春野球コラムの頂上決戦、文春野球コラム日本シリーズ2021は、11月20日から全7戦で行われました。対戦カードは3年連続日本一を狙うパ・リーグ王者の北海道日本ハムファイターズと、これまた盤石の布陣でセ・リーグCSを勝ち抜いてきた東京ヤクルトスワローズという対戦。もはや文春野球ではお馴染みの肉×乳酸菌飲料のバランスがとてもよさそうな組み合わせは、以下の結果となりました。

第1戦 〇日本ハム 3000 - 2733 ヤクルト●
    勝 えのきどいちろう
    敗 三輪正義

第2戦 〇日本ハム 1500 - 1421 ヤクルト●
    勝 森本稀哲
    負 菊田康彦

第3戦 〇日本ハム 2265 - 1569 ヤクルト●
    勝 斉藤こずゑ
    負 長谷川晶一

第4戦 〇日本ハム 1534 - 1216 ヤクルト●
    勝 青空百景
    負 笑福亭べ瓶

第5戦 〇日本ハム 2030 - 331 ヤクルト●
    勝 斉藤こずゑ
    負 HISATO

第6戦 〇ヤクルト 1105 - 715 日本ハム●
    勝 久古健太郎
    負 今井豊蔵

第7戦 〇ヤクルト 955 - 338 日本ハム●
    勝 三輪正義
    負 FPM中嶋

 上記のようにハム5連勝からのヤクルト2連勝という結果、合計5勝2敗をもちまして、北海道日本ハムファイターズが3年連続3回目の日本一となりました。いやー強い。ハム強い! ハムカツ3枚! おめでとうございました。

2、文春野球CS/日本シリーズ最優秀コラム発表

 続きましては、文春野球のCSと日本シリーズに登場した4チーム、30本のコラムの中から最優秀コラムを発表いたします。

◆11月20日 日本シリーズ第1戦

北海道日本ハムファイターズ えのきどいちろう
「巨人のユニホームを着て気のないスイングで三振…中田翔が悲しくてたまらなかった」

 BIGBOSS新庄剛志の登場でオフの話題をかっさらっていった日本ハムにおいて、文春野球日本シリーズの大事な初戦。「これは他の誰にも書かせられない。そしてこれを書かなきゃ新庄ビッグボスに行けない」と、監督自ら8月に巨人に移籍した元日本ハムの主砲・中田翔について筆を執りました。その切断された夢の処遇への違和感と疑問。最後の訴えはいまもまだ宙に浮いたままですが、読んだ者の心に楔を打ち込むようなコラムでした。