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「入学後は同じ授業を受けるのに…」中学入試の合格ラインに男女で40点もの差、その正当性は?《関西にも「男女別定員制問題」》

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3校へ送った質問項目全文

Q1 貴校は共学化以降、女子が男子よりも少ない男女別定員制を採用していますが、その理由を具体的にご教示ください。 

 

Q2 今後、女子合格者数を男子合格者数と同程度に増やす予定はありますか。あるいは、男女別定員制自体を廃止する予定はありますか。 
 
Q3 定員差の結果、合格者最低点にも男女差があり、女子の最低点の方が高くなっていることについて、どのようにお考えでしょうか。 
 
Q4 合格者最低点の男女差によって何人の女子受験生が不合格となっているか、データとして把握されていますか。もし把握されている場合には、これまでのデータを開示いただきたいです。 
 
Q5 男子校から共学化するにあたって、様々な環境整備が必要であったかと思いますが、現在以上に女子生徒の数を増やすにあたって、設備は足りていますか。足りていないとすれば、具体的にどのような整備が必要になると考えているのでしょうか。 
 
Q6 東京大学をはじめとする難関大学の女子入学者が増えない問題が社会的に注目を浴びています。難関大学合格実績を誇るトップ私学校である貴校による女子合格者数の限定が、難関大学のジェンダーバランスを再生産し固定化する要因になっているとの指摘があります。この点についてご見解をお聞かせください。