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「居酒屋を間借り」で始めた能見台駅前の大衆そば屋 店主こだわりの「手作りの味」が体に沁みわたる

「居酒屋を間借り」で始めた能見台駅前の大衆そば屋 店主こだわりの「手作りの味」が体に沁みわたる

2024/03/12

genre : ライフ, グルメ,

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 京浜急行本線能見台駅前に、夜営業の居酒屋を間借りして朝昼営業している大衆そば屋が、2023年末にオープンして話題になっている。

京浜急行本線能見台駅

京急本線能見台駅前でひっそり営業

 さっそくどんな店か訪問してみることにした。能見台駅は横浜駅から急行で18分ほど。能見台一帯は高級住宅地として開発された。改札を出ると正面にロータリーがあり太陽が眩しい。すぐ右に進むと目の前に、そばの幟(のぼり)がみえる。「そば処居酒屋六兵衛」は駅前でひっそりと営業していた。

青空が綺麗な能見台駅前
「そば処居酒屋六兵衛」は駅前でひっそりと営業
「居酒屋」の文字の上に「そば処」と書かれた紙が
小上がりがある落ち着いた雰囲気

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 到着したのは日曜日の午後1時頃、店前には写真付きのメニューや限定そば「瓦そば風ぶっかけそば」の看板が並んでいる。居酒屋六兵衛の「居酒屋」の文字の上に「そば処」と書かれた紙が貼ってある。確かに間借りに間違いない。入店すると先客が3名いて、静かに食事中であった。