東京都江戸川区篠崎町の京葉道路沿いに「つぐみ創心」というカウンタースタイルの大衆そば屋ができたのは2021年9月のことである。もともと「絆」という店があったのだがその店が閉店となった後にほぼ居ぬきで営業していた。その店が今年の4月に店名を「蕎麦 つぐみ食堂」に変えたという。そこで訪問してみることにした。
明るくて清潔感のある店内
都営地下鉄新宿線の篠崎駅を降り、西口から地上に出る。道路は格子状で整然とした新しい街のようだ。南方向へ歩くとすぐに京葉道路がみえてくるのでそれを右折。道路沿いはラーメン屋や弁当屋などの路面店が並ぶ。すぐに「つぐみ食堂」がみえてきた。篠崎駅から5分ほど。
入店すると店長の平良伸さんが笑顔で迎えてくれた。店はL字のカウンターで新調したきれいな椅子が9つ並ぶ。店内は明るく清潔感がある。4月3日から夜営業を開始したとか。
おすすめメニューを訊いてみた
さっそくおすすめメニューを訊いてみると、券売機の一番上に並ぶ「ネギチャーシュー飯定食」、「たらこ飯定食」、「カレー飯定食」や「天丼セット」、「ミニかつ丼セット」などをチョイスしてくれた。今の人気の天ぷらは期間限定の「ゲソ紅生姜かき揚げ」、「かき揚げ」、「ゲソ天」、「春菊天」などだという。おいしそうに揚げられた天ぷらがカウンター越しに並んでいるのがみえる。
そこで「ネギチャーシュー飯定食」で「ゲソ紅生姜かき揚げ」トッピングで温かいそばで注文した。注文している間に、店名に「食堂」が付いた理由を訊いてみたところ、なかなか感心できる内容だったので紹介しようと思う。
