創業から61年を数えるジャニーズ事務所が、その看板を下ろすことになった。そんな中、ジャニーズグループ「A.B.C-Z」の塚田僚一(36)は、東京から遠く離れた地、富山県で1人の女性に向けて「SMILE-UP.」していた――。
(本記事は「週刊文春」2023年10月11日号掲載「《里帰り熱愛スクープ撮》ジャニーズ消滅の渦中に…A.B.C-Z 塚ちゃんが元AV女優の実家にキター!」の全文公開です。年齢、肩書等は当時のママ)
9月25日14時頃、黒く大きいリュックサックを背負った塚田は、東京駅22番線ホームで新幹線「はくたか567号」金沢行きの乗車待ちをしていた。
ピンク髪の女性と“富山デート”
周囲をキョロキョロと気にしている様子でグリーン車である11号車付近の列に並んでいる。そこに、鮮やかなピンク色の髪が目立つ1人の女性が通りかかる。通り過ぎる瞬間、女性は塚田に目配せをしたように見えたが、会話をするわけでもなく、そのまま塚田から遠ざかっていった。
定刻通りに列車は出発。新幹線に揺られること2時間半、塚田が降り立った先は富山県・新高岡駅。
駅を出た塚田の横には、東京駅で目の前を通り過ぎたはずのピンク髪の女性の姿が。ここから2人の“富山デート”の幕が開く――。
「A.B.C-Z」のデビューは2012年2月、CDではなく、DVDデビューという後にも先にも例のない形での船出だった。
「『A.B.C-Z』は芸人と肩を並べて体を張れるNGなしの集団でバラエティ能力は他グループと比べても頭一つ抜けています。ジャニーズのアイドル的要素とはズレていますが、業界関係者の間で好感度が高いグループです」(民放関係者)