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バカ殿、ガキ使、欽どこ、めちゃイケ、アメトーーク!が大激戦!“地方発”のあの番組も【自分史上最高のバラエティ11〜30位】

バカ殿、ガキ使、欽どこ、めちゃイケ、アメトーーク!が大激戦!“地方発”のあの番組も【自分史上最高のバラエティ11〜30位】

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25位「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」(TBS系・1986~1992)

「8時だョ!全員集合」終了後に、同じTBS系・土曜夜8時の枠で放送された加藤茶と志村けんが出演した番組です。メインとなるコメディドラマでは、派手なカーチェイスやヘリチェイスなど多額の製作費が投入されました。また、当時は珍しかったホームビデオで視聴者が撮影した映像を紹介する「おもしろビデオコーナー」が人気で、そのスタイルは世界各国に輸出されました。

25位「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」のDVD

「幼いころ、欠かさず見ていました。加藤茶さんと志村けんさんのコントはもちろんのこと、『探偵物語』が面白かったです。志村けんさんの『だいじょうぶだあ』も大笑いしました」(43・女性)

「番組前半はオシャレ感すらある探偵コントドラマ、後半はYouTubeの先駆けのような視聴者投稿のビデオコーナーがあり、『全員集合』を卒業した小学校高学年あたりが楽しめる内容で大ハマりした記憶がある」(46・女性)

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「素人の撮った面白ビデオを初めてバラエティに使った番組。放送当初、まだまだ普及途上だった家庭用ビデオを使うのは画期的だった。カトチャン、ケンちゃんという毛色の違う2人の天才が醸したコメディは比類がないものだと思います」(62・女性)

「子供の頃にテレビに釘付けになって観て大笑いしていたのを覚えています。このコンビは秀逸で、いつみても飽きることなく新鮮な気持ちで観ていました。本気の姿勢に脱帽」(40・女性)

「幼少期の番組で、かなりお金がかかっていた番組。毎回外でのアクションで、ギャグで使う太鼓欲しさにガチャガチャをした思い出があります」(39・男性)

25位「今夜は最高!」(日本テレビ系・1981~1989)

 タモリ司会のバラエティです。毎回多彩なゲストを招いて、古今東西の映画や演劇をパロディ化。中でも仁侠映画をオペラ風に仕上げた1985年放送の「オペラ昭和仁侠伝」(斎藤晴彦と和田アキ子がゲスト)は傑作と称されて業界の賞を受賞するほど。作家・中上健次がゲストに招かれ、ダンスを披露したこともありました。

25位「今夜は最高!」の司会を務めたタモリ ©文藝春秋

「日本でこんなおしゃれなバラエティ番組が出来るんだと感心した。タモリの才覚が素晴らしい!!」(50・男性)

「タモリがコントをやり、トランペットを吹いていた番組。ここ数年、『ブラタモリ』のようなフリートークの番組しかやらなくなってしまったが、トランペットを吹くタモリがもう1回見たい」(48・女性)

「初めて話を聞く有名人ばかりで、何もかも珍しいと思っていた」(54・男性)

「大人も楽しめる上質のエンターテイメント番組。斎藤晴彦と和田アキ子の『オペラ昭和任侠伝』を見た時の衝撃は忘れられない」(63・女性)

「内容が実に充実していた。洒落ているし、音楽好きが見て面白い内容だった」(64・男性)