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「『あの車誰の?』ってお客さんから声をかけられることも多いんです」“アルファード好き女子”が令和の時代に“セダンのカスタム”に目覚めたきっかけとは

「『あの車誰の?』ってお客さんから声をかけられることも多いんです」“アルファード好き女子”が令和の時代に“セダンのカスタム”に目覚めたきっかけとは

スキがダダ漏れ!カスタムカー珍道中 #3

2023/09/29

genre : ライフ, 社会

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 周囲から「やり過ぎ」と言われても、車弄りをやめられないフリークたちがいる。ド派手な車体に愛情滲ませひた走る、改造車オーナーたちのアツすぎる情熱に迫る!

 今回は、純白の13代目クラウンをカスタムする「むちゃん」さんをご紹介。

車を通じて交友関係が広がっているという

◆◆◆

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もともと好きなアルファードとは違うけど…

 小さい頃からドライブが好きだったので、18歳で免許を取って、このクラウンを買いました。本当はアルファードみたいな大きい車がよかったんですけど、親が「最初は大きいのじゃなくて、軽やセダンにしておけ」と許してくれなくて。

VIP系のカスタムを施された13代目クラウン

 それで、軽はあんまり好きじゃないし、セダンのなかで好みに合うのがクラウンだったんです。このクラウンも幅や長さはそこまでアルファードと変わらないんですけど、親的にはOKらしく……基準が謎ですよね。

 ただ結局、カスタムを始めてからは「乗りたくない」と言われちゃっているので、あんまり言うことを聞いた意味がない気もしますね。

VIP系によく見られるディッシュ系のホイール

 でも私自身、最初はドノーマルで買って、カスタムにはそこまで興味はなかったんですよ。どちらかというと、自分で運転するのが好きなんですよね。今も運転が一番のストレス解消で、買ってから1年半で4万kmくらい走っています。

 なので、走っているだけでも十分楽しいのですが、元彼や周りの友達に車を弄っている人が多くて、その影響で自然と私も少しずつ弄るようになっていって。そうしているうちに、同じ系統の車に乗っている知り合いが増えていって、今はチームみたいな感じでちょくちょく集まっています。

白のボディに映えるようエンブレムはゴールドに

 お互い住んでいる場所はバラバラですけど、一緒に走りに行ったり、車を弄ったり。車が関係ないところでも、普通に集まって遊んだりしていて、気を遣わずに楽しめる仲間って感じですね。

 バイトは接客系ですが、通勤にもこの車を使っています。お店の駐車場にいつも置いてあるので、「あの車誰の?」とお客さんから声をかけられることも多いんですよ。そこから車の話を通じて仲よくなったり、車の写真を撮ってもらったりして、そういうのも楽しいですね。

接客系のアルバイトにもこの車で通勤しているとのこと

 乗りはじめてから日は浅いですけど、もう自分にとっては完全に相棒になっていますね。それこそ、片時も離れたくないくらい。まだまだ弄りたいところはたくさんあるので、まずはガリガリのアルミを換えて、前後のバンパーもキレイにしてあげて、大事に乗っていきたいと思います。

「『あの車誰の?』ってお客さんから声をかけられることも多いんです」“アルファード好き女子”が令和の時代に“セダンのカスタム”に目覚めたきっかけとは

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