まさにプロ野球選手の鑑
で、たどり着いたのが、藤田さんの両肩を撫でながら。。
「鳴門の子やから大丈夫やぁー!!!」
もちろん全力板東英二ものまねです。
。。。
いや、待て、おまじないでもなんでもないし。。そもそも板東さんが大丈夫じゃないし。。
しかしそんな訳のわからないおまじないにも、
「これでヒット一本でたら、毎回やってください! やってもらうためにも今日一本打ちます!」
神や。。。
2点のおまじないに100点の回答。
この人のためになんかしてやりたい! あかん、Dパワーまで発動してしもうてるやんけー!!
ちょっと話が散らかったので、整理しましょう。とにかく素晴らしい人間性の持ち主で人間力が高く、まさにプロ野球選手の鑑のような方だということです。で、忘れてはならないのが、あの守備でどれだけのピッチャーが助けられているかということだ。
6月18日の甲子園での阪神戦、岸孝之投手の好投を支えたのはまぎれもなくあの4回裏のダイビングキャッチと6回裏のグラブトスだろう。えっ? 知らん人いてます? 『藤田一也 グラブトス』で即検索お願いします! 正直あの守備があるなら打率も2割4分くらいで充分じゃないだろうか。(ちなみに調子が悪いといった5月の打率は2割5分5厘。6月26日現在は2割7分3厘)楽天先発投手好調の陰には藤田選手の鉄壁の守備があるのだ。
さてこれから始まる後半戦、僕はキーマンにこの藤田選手をあげたい。ウィーラー選手の守備に茂木栄五郎選手、三好匠選手の若さを考えた時、ピッチャーにとってこの選手が後ろにいる心強さと安心感ははかりしれないだろう。2013年同様、楽天日本一にかかせない男、藤田一也から目が離せない。
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