「日本は世界から見ても詐欺案件の的にされる」
「お金の知識ってマネーリテラシーっていうんですが、残念ながら日本って最下位なんです。フィリピン、ベトナムって国、平均年収でいうと貧しいって見下していると思うんですけれども、実際彼らは学校のなかでお金の勉強をしているので、早く人生リタイアしている。日本は残念ながらその知識がないがゆえに、世界から見ても詐欺案件の的にされるなど、残念な結果を迎えているのは事実です」
「例えば200万円出しました、毎月5%で回るとするならば、10万ずつ毎月入ってきます。200万回収するのに、だいたい20カ月。200%までいくのに40カ月。3年ちょっとその配当を使わなければ、200万が400万になってるわけなんです」
「数万円でも月収上げたいという方がいらっしゃるんだったら、皆さん今の貯金額と相談していただいて、進めていただければいいんじゃないかなと思います。まあ僕の中でですね、投資もビジネスもそうなんですけれども、割とですね、当てるのは簡単というか、稼ぎやすい時代にはなってると思います。先見力っていうものを持っていただければ、割とスムーズにプラスになるんじゃないかなと思います。仕事も投資も」
MEのメンバーが憤懣やるかたない様子で明かす。
「配当は1月初旬以降、出ていません。元本の返還を求めると『投資は自己責任。クーリングオフできない』と。お金は一体どこへ消えたのか……」
今後の捜査の展開について、前出の社会部記者が語る。
「塚本や佐藤は従属的な立場として、起訴された上で執行猶予判決が下される可能性が高いが、松江は実刑が免れないでしょう」
6月22日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」及び6月23日(木)発売の「週刊文春」では、松江容疑者の詳しい経歴や“社会人デビュー”を果たした後の豪遊ぶり、逃亡先のドバイでの優雅な生活などについて報じる。また、松江容疑者の“勧誘セミナー”での音声は「週刊文春 電子版」で公開する。
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