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「中心部のワンルームの家賃が5万円」「6個入りのたこ焼きが100円」…大阪が〈世界の住みやすい都市〉トップ10入りをした、納得の理由

「中心部のワンルームの家賃が5万円」「6個入りのたこ焼きが100円」…大阪が〈世界の住みやすい都市〉トップ10入りをした、納得の理由

2023/02/24

ミナミのアメリカ村が“荒れた街”に

 中心部に近いワンルームマンションの家賃が5万円、オフィス街には500円ランチがあり、スーパーのお惣菜も激安……。たしかに物価の面では大阪は相当住みやすそうな街に思える。

 もっとも、住みやすい街の基準は物価だけではない。家族連れが安心して歩ける「治安の良さ」も重要な要素。ミナミの飲食店従業員の谷口啓治さん(仮名、33歳)は「やっぱり中心部の治安はそれなりに悪いですね」と話す。

「わかりやすい例がミナミにあるアメリカ村です。SNS映えするようなアパレル店や飲食店が集まる若者に人気の繁華街なんですが、最近、このアメリカ村に半グレみたいなガラの悪い連中が増えて、おしゃれな街というより“荒れた街”になっている。

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©️AFLO

 とくにアメリカ村のランドマークと言うべき三角公園(御津公園)周辺がけっこうヤバくて、一時期は『クスリなら西成よりもミナミの三角公園』と言われていました」(谷口さん)

 ただし、ミナミなどの繁華街ではボッタクリ店や客引き(キャッチ)がかなり減ってきているとの声もある。ミナミのガールズバーで働いている神埼弥生さん(仮名、26歳)が言う。

「以前に比べてヤクザっぽい人を見なくなったし、客引き禁止条例のおかげでキャッチもかなり減った。たぶんキャッチの数でいったら歌舞伎町のほうが全然多い。飛田新地も太客の中国人観光客がこなくなったのでさびれ始めているし」

 治安はさておき、こうして見ると、大阪が住みやすい街・暮らしやすい街というのは事実だろう。少なくとも物価上昇で多くの人が苦しむ東京よりは住みやすいのかもしれない。とはいえ、世界有数の住みやすい街というのはさすがに言いすぎだと思うが……。

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