5歳下の井浦新、18歳下の高良健吾と激しく愛し合う
女優として再度、転機を迎えたのは45歳で出演した映画『悼む人』だ。天童荒太原作の同名小説を映画化した作品。石田は天童と旧知の間柄で、“映像化される際にはどうしても参加したい”と本人に手紙を送り、その熱い想いが通じて、堤幸彦監督から直々にオファーを受けたという。
石田の役は、不慮の死を遂げた人々を“悼む”旅をする高良健吾に同行するヒロイン・倖世。過去に夫を殺してしまった深い後悔の念から逃れようともがく難役だったが、石田は「ここで女優人生が終わってもいいという気持ちで倖世さんの人生に自らを預けました」と強い覚悟で挑んだという。
この映画で、石田は再び大胆な濡れ場に挑戦している。相手は5歳年下の井浦新と18歳下の高良健吾だ。夫婦役の井浦に対しては、「何十人の男と寝てきたが、喜びを感じたのは初めてだった」と言い、股間をまさぐられて快感にうめきながら自ら求め、激しい行為に及ぶ。
高良とのラブシーンも、野外で正常位で愛し合う刺激的なものだった。どちらも着衣で露出は控えめだが、年齢を重ねたからこそ出せる、自ら男性を求める石田の表情や言葉遣いは実にセクシーである。
そして翌2016年には、『逃げるは恥だが役に立つ』でアラフィフ独身の土屋百合役を演じた。「自分に呪いをかけないで」などの名言を残し、何度目かの再ブレイク。
10月には「なりすまし被害」に遭う騒動もあったが、偽者が現れるのは人気の証明でもある。
来春の『虎に翼』ではどんな新たな魅力で我々視聴者を魅了してくれるか、今から楽しみなところだ。