新鮮な魚介とりんごのスイーツ……人気の地元グルメを満喫する
旅の2日目は五所川原駅で下車、「立佞武多の館」に隣接する「生鮮市場マルコーセンター」でランチをいただこう。ここには鮮魚や惣菜の名物店が並び、刺し身や惣菜などを購入してごはんに乗せる「のへ丼」は、地元でも愛されている。
列車は名峰・岩木山の雄姿を望みながらりんご畑を走っていく。藤崎町はりんごの品種“ふじ”発祥の地。「ふじさき食彩テラス」の人気スイーツは、店内で手作りしている「ふじさきまちのりんごあめ」だ。「パリパリの飴とりんごの甘み、酸味のバランスが絶妙です」とは店長の松丸良平さん。
旅はりんご生産量日本一の弘前へと続く。ここでは、フレンチの名店「レストラン山崎」が昨年オープンした「りんごカフェ山崎」でティータイムを愉しみたい。映画『奇跡のリンゴ』にもなった木村秋則さんによる無農薬・無肥料栽培の“奇跡のリンゴ”が、スイーツやカレーなど、弘前らしいメニューに使われている。
「昨夏は猛暑で、無農薬のりんごの収穫量は激減しました。木村さんの友人の減農薬農家の応援を受けて『友情のリンゴ』として提供しています」と山﨑隆オーナーシェフは話す。
日本の冬の醍醐味を堪能できる五能線の旅に「リゾートしらかみ」で出かけてみよう。
世界自然遺産白神山地と
風光明媚な日本海を走る
五能線「リゾートしらかみ」
JR東日本では、列車を単なる移動手段ではなく、「乗る」こと自体が旅行の目的となるような「のってたのしい列車」を運行。「リゾートしらかみ」は、開放感ある車内から、雄大な白神山地や日本海の絶景が楽しめるほか、車内では、沿線の郷土芸能が楽しめるイベントも実施している。
詳しくはこちら
五能線モバイルオーダー「ごのたび」
「リゾートしらかみ」では、沿線のおいしいお店の商品を「事前に予約・決済」し、乗車当日に駅のホームなどで受け取れるモバイルオーダーサービス「ごのたび」が利用できる。能代駅では、写真の「白神Cafe&Galleryコーヒー」や「セキトの志んこ&サブレ」などが受け取れる。
詳しくはこちら
スマホで注文、列車で受けとり「うけとりっぷ」
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/uketrip/
●お問い合わせ先
レストラン アカショウビン(アオーネ白神十二湖内)
住所:青森県西津軽郡深浦町大字松神字下浜松14
交通:「十二湖駅」より無料送迎バス(要予約)
営業:月、金、土、日、祝11:00~14:30(2月22日は営業)
TEL 0173-77-3311
りんごカフェ山崎
住所:青森県弘前市親方町36-1
交通:「弘前駅」より徒歩約20分または弘南鉄道
「中央弘前駅」より徒歩約10分
営業:金、土、日、祝11:30~14:30
TEL 0172-36-0082
黄金崎不老ふ死温泉
住所:青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15
交通:「ウェスパ椿山駅」より無料送迎バス(要予約・リゾートしらかみ号利用の場合は予約不要)
TEL 0173-74-3500
ふじさきまちのりんごあめ(ふじさき食彩テラス内)
住所:青森県南津軽郡藤崎町大字榊字和田65-8
交通:「川部駅」より車で約8分
営業:9:00~17:00(3月以降は~18:00)
TEL 0172-65-3660
生鮮市場マルコーセンター
住所:青森県五所川原市大町506-11
交通:「五所川原駅」より徒歩約7分
営業:月~土8:00~18:00
TEL 0173-34-2264
五能線路線図
※記載の内容は、2023年12月中旬現在のものです。
※お出かけの際には、ホームページ等で最新の情報をご確認ください。
※JR五能線は2024年3月7日までの間、設備補修工事を実施しています。
期間中は区間運休がありますのでご注意ください。詳しくはJR東日本公式サイトでご確認ください。
https://www.jreast.co.jp/aas/20231023_20231023_a01.pdf
※列車により、速度を落とした運行ができない場合や停車時間が短くなる場合があります。
※写真および路線図はイメージです。
JR東日本 絶景に逢いに行く五能線の旅
https://www.jreast.co.jp/akita/gonosen/index.html