秋田駅と青森駅間を運行する「リゾートしらかみ」。今回は秋田駅から北上するコースでめぐる、五能線の旅をご紹介。
待っているのは、日本海の冬の絶景と、津軽ならではの絶品グルメ!
日本海と白神山地の荘厳な美しさ! 絶景の中を走り抜ける五能線
五能線は「一度は乗ってみたいローカル線」として知られている。
秋田駅からスタートする「リゾートしらかみ」の旅では、まずは世界最大級のブナの天然林が広がる「白神山地」の山麓を北上。
海岸に出て絶景が現れると、列車は速度を落として走行し、リゾート列車ならではの開放感ある大きな車窓の外には、荘厳な日本海が広がる。
2号車のボックス席は座席をフルフラットにもできるため、家族連れにも好評。車内では津軽三味線の生演奏など、地元の伝統や文化を間近で見られるイベントも開催される。
ランチは「十二湖」散策の拠点となる施設「アオーネ白神十二湖」内にある「レストラン アカショウビン」に行ってみよう。ここはご当地グルメの「深浦マグロステーキ丼」がおすすめだ。全国的には大間のマグロが有名だが、深浦町は青森県一のマグロ水揚げ量を誇る港町。刺し身で、両面焼きで、片面焼きで、新鮮な深浦産天然本マグロをそれぞれ3種の小丼にして味わえるマグロ尽くしの御膳には、フルーティーな甘さの“ふかうら雪人参”のデザートも付いてくる。
宿泊は海辺の秘湯の一軒宿「黄金崎不老ふ死温泉」へ。波打ち際の野趣あふれる露天風呂が名物で「美肌の湯」としても人気だ。