圭さんの心境の変化
これまで公の場に現れることがなかった圭さんに、どんな心境の変化があったのか。その鍵を握るのが、晩餐会で隣席にいた女性弁護士である。
「小室さん直属の上司であるドリーン・エデルマン弁護士です。対米外国投資委員会(CFIUS)担当の専門家で、Super Lawyersに選出されたという全米屈指の実力派弁護士。LS社は小室さんの知名度を足がかりに、日系企業のクライアントを新規獲得したい構えです」(米司法関係者)
営業先として、JSは狙い目というわけだ。さらに、パーティの参加者の中にはあの元人気女子アナの姿も。
「元NHKのアナウンサーで“クボジュン”こと久保純子さんです。1998年から3年連続で紅白歌合戦の司会を務めるなど人気を博しましたが、2016年に夫とともにアメリカへ移住。現在は幼稚園の教諭などもしています」(前出・ジャーナリスト)
「ええっ、いらっしゃってたんですか?」
学生時代にアナウンサーを目指したこともあった圭さん。彼の社交界デビューの印象を尋ねるべく、クボジュンに電話すると――。
「ええっ、小室さん、いらっしゃってたんですか? 私、面識もないですし、当日も500人近い人がいらっしゃってましたから、参加されていたことも、今初めて知りました」
と仰天。実は、圭さんは席を立って、出席者と交流する場面はほとんどなかったという。
「円卓の場所はランダムに決まるのではなく、チケットの金額や知名度によって前後する。LS社の卓が63番目なのは、まだ知名度が低いということです。ただ一生懸命頑張ってらっしゃる印象です。密集状態で、自ら動いて回るスペースがなかったかもしれませんが、ガンガン営業されていた。次はぜひご夫妻で参加してほしいですね」(出席者)
デビューは飾ったものの、ステージ中央までの距離はまだ遠そうだ。