「初の試みに戸惑いもありましたが、大学バレーのみならずキャンパスライフやスタジオ撮影を通して20歳の今を写真集という形でまとめていただきました。お手に取ってご覧いただければうれしいです」

 7月26日、SNS上で自身のファースト写真集の発売を報告した、男子バレーボール界の“プリンス”、高橋慶帆(けいはん)(20)。

 慶帆は現在、法政大学3年の現役大学生だ。2023年のアジア大会で日本代表に選出され、「横浜流星似」のイケメンぶりと活躍が注目されてきた。

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 バレーボール男子日本代表は、今回のパリ五輪でメダル獲得を期待されている。その次世代を担うホープである慶帆の“素顔”に迫った、写真集「高橋慶帆1st.Photo Book Real Face」。担当した主婦と生活社の石田由美さんに、発売のきっかけや、撮影時の彼の様子、写真集の見どころを聞いた。

7月26日に発売された慶帆選手のファースト写真集 ©主婦と生活社

高1の慶帆選手を見て、そのかわいさにびっくり

「製作スタッフが5年前、春高バレー(全日本バレーボール高等学校選手権大会)で、高校1年生の慶帆選手を見てそのかわいさにびっくりした。いつかこの選手の写真集を作ろうと思っていたそうです。昨年、法政大学が大学バレーの2部から1部に昇格、日本男子バレーのシニア代表にも選ばれた。この本はそういう節目にあるときに出すべきと思っていたそうです」

 自身のSNSでは「初の試みに戸惑いもあった」と吐露していた慶帆だが、撮影時はどんな様子だったのか。 

「高橋慶帆 1st.PhotoBook Real Face」より ©Keihan Takahashi & Office Ren

慶帆選手は「石橋を叩いて渡るタイプ」

「これは現場の製作スタッフの弁ですが、浮ついたところがなく、とても自然体で気負いがない。いつも平常心。撮影時も淡々と進めていく感じ。変におしゃべりをするでもなく、自分の世界を大切にしている印象です。性格は『思慮深い、慎重、石橋を叩いて渡るタイプ』かと見受けました。もちろん写真集は初めてなので、リラックスして撮影できるように考えたそうです」(担当の石田さん)

 慶帆が撮影時に歓喜したのは、「万国共通でかわいい」とSNS上で断言していた動物の登場だった。