セブン社長は「アコギなことはできないですよ」
他方、力を注ぐとされるコンビニ事業は現状はどうなっているのか。2024年3~8月期連結決算はコンビニ大手3社のローソン、ファミリーマートが前年同期比で増益となったのに対し、セブンは34.9%減の大幅減益だ。
近年、インターネット上では「セブンの弁当は“上げ底”ではないか」との疑惑も取り沙汰されてきた。この件について、セブン&アイHD専務でセブン-イレブン・ジャパン社長の永松文彦氏(67)は「週刊文春」の取材に対し、「そんな、アコギなことはできないんですよ」などと語っていた(セブン社長に「上げ底弁当」疑惑を直撃「そんなアコギなことはできない」「ネットに投稿する方は、事実をもって投稿してほしい」)。
2種類の上げ底疑惑弁当を徹底比較した結果は?
永松氏の発言を報じた記事は大きな反響を呼んだが、本当にセブン-イレブンの弁当は上げ底ではないのか。ライバルのファミリーマートやローソンの弁当と比べてどうなのか。「週刊文春」は、(1)唐揚げ弁当などで用いられる白米と総菜が並ぶお弁当箱タイプと、(2)総菜と米が上下別々の容器で入っている二重構造のどんぶりタイプについて、3社の弁当を徹底検証した(セブン、ローソン、ファミマ…3大コンビニの「上げ底弁当」を徹底検証! もっとも“上げ底度”が高かったコンビニは…?)。
果たして、日本を代表する小売企業セブン&アイHDの買収問題はどのような形で決着がつくのか。今後の展開が注目される。
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