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ロッテ・安田尚憲が書いた「あの夏、清宮幸太郎選手と話したこと」

文春野球コラム ペナントレース2018

2018/07/08
note

フレッシュオールスターへの意気込み

 野球の話もいろいろとしました。打撃に関しては感覚を大事にしているのだと思いました。自分はあれこれ考えすぎるタイプですが、清宮選手はどちらかというとシンプル。トップをしっかりと作れたら、あとは振るだけという感じでした。トップの作り方にはこだわりを持っていましたが、それ以外に関してはあまり深く考えずに、おもいっきってスイングをする。打撃に関していろいろなチェックポイントを持っていた自分としてはそういう考え方もありだなとハッとさせられたのを覚えています。

プロ入り後の安田と清宮

 そんな清宮選手と7月12日に青森で行われるフレッシュオールスターゲームでまたチームメートとして戦えるのは本当に楽しみです。シーズン中は話をしたくてもチームで一番年下同士。なかなか話をする時間はありません。そういう意味では東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手など同じ年の選手が沢山いますし、色々な野球談議をするのが楽しみです。

 そして、せっかく出るのだからMVPを狙っていきたいと思います。マリーンズの先輩方もMVPを獲ったというお話を聞きます。自分も他の選手に負けないように積極的に狙っていきたいと思います。マスコミの皆様のMVP本命はきっと清宮選手でしょうけど、そこはしっかりと存在感を出してマリーンズを売っていけたらと思っています。

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 最後に前半戦総括をさせてもらいます。いい時も悪い時もありましたが、凄く勉強になりました。ただ、もう少しホームランを打ちたいというのが正直な気持ちです。後半戦は課題を克服し、頑張ってアピールをして、一軍に呼ばれるような存在となりたいです。そしてファンの皆様のここまで本当に温かい応援ありがとうございます。期待に応えられるように日々、精いっぱい頑張ります。今度は一軍に上がって、またこのようなコラムを書かせていただく機会を頂きたいと考えています。最後まで拙い文章を読んでいただきありがとうございました。もし小、中学校の先生が読んでくれていたら感想を聞いてみたいです。やっぱり「相変わらず適当だね」と言われてしまいますかね。

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