ラブホテル密会騒動で前橋市長を引責辞職した小川晶氏(43)が、ついに出直し立候補を表明した。前代未聞の「ラブホ」が争点となる市長選挙へ。その驚きの最新情勢とは――。
「あきらちゃん頑張って〜」
「支援者が300人も集まった! 前回市長選の決起集会は190人だったから、かなり増えたんです」
そう興奮気味に語るのは小川氏を支える「市民の会」事務局長、松村健助氏だ。
12月20日、“赤城おろし”の寒風吹きすさぶ中、市内の教育会館に老若男女が詰めかけた。開かれたのは〈小川あきらを再選させる会〉。ほぼ満席、会場内外で「あきらちゃん頑張って〜」と声援が飛ぶ。
この熱気、前橋で一体何が起きているのか。
おさらいすると、小川氏は2025年9月の報道を機に、年上の男性秘書課長(当時)との10回以上のラブホ通いを認めて陳謝。「男女の関係はありません」「打ち合わせでした」と釈明したが、市議会に進退を迫られ11月に辞職。
しかし、出直し出馬を12月17日に宣言した。ラブホ騒動を詫びつつ、給食費無償化など1期目途中までの実績を訴える構えだ。なお、元秘書課長とは在職中、宿泊を伴う2人きりの出張が少なくとも3回あったことも新たに判明した。
「どんなに逆風でも、どんなに苦しくても……前橋を変えていくんだ」
小川氏が記者会見でそう語る裏側で、元秘書課長は停職6カ月の処分を受け12月末で依願退職する。
「前橋、あっ、ラブホの」
市政関係者が嘆息する。
「市外では『前橋、あっ、ラブホの』と言われる。もういい加減にしてほしい」
それでも「再チャレンジ」を掲げて小川氏が挑む市長選は26年1月5日告示、12日投開票。出馬予定者は他に、弁護士の丸山彬氏(39)、共産推薦の店橋世津子氏(64)。三つ巴だ。
《この続きでは、地元政界を取材し見えてきた衝撃の選挙予測結果を詳しく解説している。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および12月25日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる》
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