今年のオリックスは強い(いや、優勝するとは言ってない)。後半戦になってもこの位置、もう宣言しても良いだろう。今年のオリックスは間違いなく強い(いや、優勝するとは言ってない)。オリックスが強いと俺の周りも気が忙しくなるようで、「球団歌のCDが欲しいんですけど、もう売ってなくて」的な話をされる頻度もあからさまに多くなった。何でも廃盤品のCDが某オークションサイトで高額で取引されているとか。ただ、いくら高額で取引されたとて我々の実入りに幾ばくの変化も無いのでずっとスルーしていたのだが、少しばかり気になって検索をかけてみた。オリックスが強いと俺の周りも気が忙しくなるようだ。

 いやいや。SONGS「6」が10,000円とか、SONGS「5」が8,000円とか。SONGS「4」が5,777円にSONGS「3」も5,000円。何だこれ。こんなもん、定価の数倍で中古品を購入しても球団には1円も入らないじゃないか。いや、それどころか高額の手数料が某オークションサイトに入る状態、これは某パ・リーグの強豪球団の補強に些少ですがお役立て下さい状態。Bsファンよ、我々は何があってもオリックス・バファローズの黄金時代を経験するんだ。絶対にこんな金額でサイトを通じて買うんじゃないぞ。

未だにオークションの高額商品TOP3はすべてイチロー氏

イチロー ©文藝春秋

 さて、この際だ。転売の良しとか悪しとかは置いといて、オリックス選手関連の商品もついでに検索してみたのだが、これがなかなか興味深い。転売目的のサインなんかは腹が立つのでスルーするとして、やはり高額商品の上位はスーパースター達の実使用品で埋め尽くされている。

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 しかも高額TOP3はすべてイチロー氏。このサイト内でのオリックス選手関連で1,000,000円超えの商品はすべてイチロー氏のものだった。やはりと言うか、当然と言うか。2021年の現在でもイチロー氏のカリスマ性がズバ抜けて高い証だろう。オリックス・ブルーウェーブ時代のイチロー氏の実使用グローブは1,800,000円の値が付けられていた。

 

 実使用グローブを例にとると、中村紀洋氏のものが400,000円、タフィ・ローズ氏のもので300,000円。現役選手は福田秀平選手のものが300,000円に後藤駿太選手も300,000円。バットだとイチロー氏のものが1,000,000円、清原和博氏のもので200,000円、意外とお得?な気がしてしまうアダム・ジョーンズ選手のものは180,000円だった(アメリカのサイトで売ればもっと高額で取引されるような気もするのだが……)。