私の家の一角には、シルバニアファミリーのお人形たちが所狭しと並べられている専用コーナーが設けられている。きっかけはなんと、コンビニ。ウサギやネコなど8種類のシルバニアファミリーのあかちゃんの内のひとつが入っているパックが置いてあるのを発見し、「そういえば子どものころ好きだったなあ~」とまるでレジ横のお菓子を買うかのような気軽さで手に入れてからは早かった。パックの中から現れたシマネコのあかちゃんにズキュンと胸を打ちぬかれもうメロメロ。どうしても他のお友達にも会わせてあげたくてコンビニやおもちゃ屋さんを巡り……もちろん、被っても大丈夫! 2人なら双子みたいでかわいいもんね。おかげさまでふとした瞬間、その一角が目に入るたびに口元ほころぶ毎日だ。たまに配置を変えたりポーズをとらせたり。ああ、私の心の中の女児が歓喜している。『ギャルがシルバニアファミリーを溺愛したら。#ギャルバニア』を読んでいても、うんうん分かるよ……と深い頷きが止まらない。シルバニアのかわいさってもはや世界平和だよね。
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source : 週刊文春 2024年11月21日号