11月17日。この日は将棋連盟にとって、特に関西の棋士には新たな門出の日だった。大阪市福島区から高槻市へ移転する関西将棋会館の開館記念式典が行われたのだ。
JR高槻駅前ではセレモニーが行われ、藤井聡太七冠もそこに並ぶ。そして同時刻、目と鼻の先の距離にある新しい将棋会館には、羽生善治会長始め、理事や棋士たちが続々と集合する。高槻市長や建設を受け持った大成建設の社員の方々、スポンサー、報道陣、そして外からはファンがその様子を見守る。皆が一体感を持って新しい関西将棋会館に集まる光景は壮観だった。
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source : 週刊文春 2024年12月5日号