性教育についての共著も持ち、タレントとしても活動してきた産婦人科医・山分ネルソン祥興氏(51・以下、ネルソン氏)の“グルーミング疑惑”。
ネルソン氏本人はどう答えるのか。取材を申し込んだところ、「全てお話しします」と語り、弁護士同席のもと、約1時間半にわたって対面取材に応じた。
――A子さんと肉体関係を持つに至った経緯は。
「A子さんのお母様が厳しくて、彼女は逃げ場がなく、萎縮してツラそうだったんです。だから、僕とご飯に行くのが嬉しかったようで。A子さんはボディタッチが好きで、よくマッサージをしてくれました。ご存知のように事務所で。僕も男ですので、ギリギリのところを触られると、反応してしまう。『ごめんよ、あなたは成人しているし、僕も男なので、あなたのことを異性として見ている面もありますよ』と、それは正直に言いました。彼女は『いいですよ』と。お母様との関係に加え、A子さんは、今までの経験から『付き合ってもすぐに振られる』と、男性関係に全く自信を持てていませんでした。僕から女として見られていることが、嬉しかったみたいで、『いろいろ教えて欲しい』と言われたんです。性的なことも含めて。どうすれば男性が喜ぶかとか。『このまま進めると、一線を越えちゃうよ、僕は結婚しているけど、いいの?』と確認しました。彼女は僕のことが好きだから『いいよ』と。言い訳にしか聞こえないかもしれませんが、僕が断ったら、彼女は精神的に深く傷ついてしまうんじゃないかと思ったんです」
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source : 週刊文春