元中日のライデル・マルティネス投手(28)が、巨人に移籍することになった。
マルティネスは中日で通算166セーブを挙げたキューバ出身の右腕。今季はキャリアハイの60試合に登板。WHIPは0.81とほぼツケ入る隙なく、同じくキャリアハイの43セーブをマークした。
「マルティネスはキューバ政府の監督下にありメジャー移籍ができないとも言われていますが、いまはキューバの縛りもそれほど強くはない。本人が希望すれば年俸20億から30億円の好条件でメジャー移籍も可能でした。しかしなぜか本人は日本でのプレーを希望。そこで国内球団による争奪戦となっていました」(スポーツ紙デスク)
その結果、長嶋茂雄監督(現終身名誉監督)時代からキューバ球界と太いパイプを持つ巨人が、4年契約の総額50億円とも言われる破格条件で獲得となった訳だ。
ただ、このマルティネス獲得は巨人の新たな火種になりそうだ。チームには今オフの「プレミア12」でも日本代表のクローザーを務めた守護神・大勢投手(25)がいるからだ。
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source : 週刊文春 2024年12月26日号