戯画的なほどに嘘で塗り固め己を飾りたてた木嶋佳苗。なぜ彼女はこれほどまでに虚構の自分を作り上げることに血道を上げたのか。大反響連載いよいよ最終盤へ――。

 

■連載「ウェンカムイ 死刑囚・木嶋佳苗の生痕」

#1  断崖──父と娘

前回 木嶋が愛した男

「別海町の名士の娘」「何不自由なく裕福に育った」――。木嶋佳苗の幼少期は、これまでそんな言葉で語られてきた。

 木嶋自身もまた、手記や自伝的小説で嘘に嘘を重ね、そのような虚像を世間に広めようとした。

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source : 週刊文春 2025年1月30日号